カワウソの独り言

偏愛する映画と本について書いています。

今週買った映画パンフレット#03

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1/10~1/16に買ったパンフレット

■ジョン・カーペンターレトロスペクティヴ2022

武蔵野館、ヒューマントラスト有楽町ほかで上映中(1/7から3週間限定)

VHSビデオケース型

発行:有限会社ロングライド

デザイン:大島依堤亜

印刷所:株式会社北斗社

定価:1,300円(税込)

★「BUY」とロゴの入ったふたを開けてみれば「CONSUME」があらわれる!箱の擦れ演出、ビデオテープのラベルも楽しく、ギミックいっぱい。1月初旬にして2022年ベストワン候補が出てしまった!

★追記 もうひとつ隠しメッセージがありました!大島さんがご指摘くださって発見。ドラクエの宝箱のように開けられそうなところは開けてみる、が鉄則ですね。

■アイム・ユア・マン 1/14公開

新宿ピカデリーBunkamuraル・シネマほかで上映中(2022/01/16現在)

A5変形/縦/カラー/24頁

発行:松竹株式会社事業推進部

デザイン:大寿美デザイン

印刷所:株式会社久栄社

定価:880円(税込)

  • コラム4本①渥美志保さん(韓国カルチャーに詳しいライター。劇中でダン・スティーヴンス演じるアンドロイドが韓国語をしゃべる場面がある)②山崎まどかさん③堺三保さん④石黒浩さん(人間類似型ロボット研究の第一人者)。
  • マリア・シュラーダー監督インタビュー。

■ハウス・オブ・グッチ 1/14公開

シネコンほかで上映中(2022/01/16現在)

B5変形(正方形)/縦/カラー/28頁

発行:東宝株式会社事業推進部

編集:株式会社東宝ステラ

デザイン:石川瑛美(ヘルベチカ)

印刷所:成旺印刷株式会社

定価:880円(税込)

  • 濃い赤茶のマホガニー調の表紙に白く浮かぶタイトルはエンボス加工。中身はグッチのシェリーラインを思わせる赤と緑でまとめたスタイリッシュなデザインで、1枚だけモノクロ使いの写真が印象的。
  • コラム2本①斉藤博昭さん(リドリー・スコットと実話映画)②猿渡由紀さん(アメリカ人が描くイタリア悲劇)。
  • プレスカンファレンス採録(主要キャストそろい踏み)。
  • リドリー・スコット監督インタビュー。

★重厚なキャストの圧を「これでもかっ!」とちりばめ、めくるたび華やかさが増すゴージャスなつくり。

クライ・マッチョ 1/14公開

シネコンほかで上映中(2017/01/16現在)

A4/横/カラー/40頁

発行:松竹株式会社事業推進部

編集:宮部さくや(松竹)

デザイン:飛田健吾(INFINITY I GRAPHICS)

印刷所:日商株式会社

定価:880円(税込)

  • 冒頭にイーストウッドのインタビュー。
  • レビュー3本①川本三郎さん②石川直樹さん(写真家、メキシコの風景に照らしてみる本作)③町山智浩さん。
  • プロダクションノートが詳細でトリビア的内容(ロケーション、衣装やセットへのこだわりなど)も網羅。
  • 「CLINT EASTWOOD AS A FILMMAKER」は「西部劇(吉田広明さん)」「家族・師弟(松崎健夫さん)」「旅(鬼塚大輔さん)」「ヒーロー(中条省平さん)」の4ジャンルに監督50年40作品を分類。

エル・プラネタ 1/14公開

渋谷ホワイトシネクイント、シネマカリテほかで上映中(2022/01/16現在)

A5/縦/モノクロ/36頁

発行:株式会社シンカ

デザイン:成田祐人(SYNCA design)

イラスト:世紀末/WALNUT

定価:900円(税込)

  • 冒頭にアマリア・ウルマン監督インタビュー。
  • キャストが「ハッシュタグ」で紹介されているのがユニーク。
  • コラム5本①荒谷翔大さん(yonawoボーカル)②絶対に終電を逃さない女さん③林央子さん④山崎まどかさん⑤森直人さん。

★コミカルな親子のやりとりの裏にあるスペインの歴史や経済事情などが5人それぞれの観点から紐解かれる。A5でコンパクトながら作品への理解が深まる読ませるパンフレット。

★映画パンフは宇宙だ!でコラボ企画を実施しました!Instagram企画+モリモリαをタブロイド風にデザインした1枚紙を「渋谷ホワイトシネクイント」さんでパンフレットをご購入の方にお付けしております。