今週買った映画パンフレット#02
今週は2作品3冊…はちょっと寂しいので、「Pamphlet of the Day(パンフレット・オブ・ザ・デイ)」として1/8に生まれ1/10に逝去したデヴィッド・ボウイ出演で2016年にリバイバル上映された作品の新旧パンフレットを紹介しました。
■レイジング・ファイア 12/24公開
TOHOシネマズほかで上映中(2022/01/09現在)
ドニー・イェン、ニコラス・ツェーのダブル主演作(共演は15年ぶり)
監督・製作は20年8月に58歳で急逝したベニー・チャン(遺作)
A4/縦/カラー/28頁
発行:東宝
デザイン:岡野登
印刷所:成旺印刷
定価:880円(税込)
- コラム2本①くれい響さん②谷垣健治さん。カンフー映画からポリスアクションへの進化する中で何が描かれてきたか。また、香港アクション、とりわけドニー・イェンアクションの醍醐味。
- レビュー2本①尾崎一男さん②浦川留さん。ドニー・イェンを中心に、他キャストの魅力も掘り下げる内容。
■スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム 1/7公開
各シネコンほかで上映中(2022/01/09現在)
通常版:A4/縦/カラー/60頁
発行:東宝
デザイン:平塚寿江(東宝ステラ)
印刷所:成旺印刷
定価:880円(税込)
- コミックのコマ割り風にストーリー、キャラクターを紹介
- キャストインタビュー(トムホもネタバレなし)
- コラム①杉山すぴ豊(アメキャラ系ライター)ネタバレありの表記(他記事は鑑賞前に読んでも大丈夫…ですが気になる方は鑑賞後にゆっくりどうぞ!)
- 中盤は紙質が変わる(古紙再生100%的、ザラザラな表面のラフな印刷風)
- スタッフインタビューが手厚い!①ジョン・ワッツ監督
<ここがすごいぞ、ジョン・ワッツ>2014年に短編ホラー映画『クラウン』製作。クレジットに「イーライ・ロス製作総指揮」と勝手に入れてYouTubeで公開。イーライ・ロスの目にとまり、この作品を長編にして商業デビューを果たす(現在U-NEXT他で配信中)。その後、ケヴィン・ベーコン主演『コップ・カー』(hulu、アマプラ有料他で配信中)を撮り、トムホ主演のスパイダーマン三部作へ。
②製作ケヴィン・ファイギ ③製作総指揮レイチェル・オコナー
<製作と製作総指揮の違い>製作は、映画を作るために監督、脚本などスタッフやキャストといった「人」や「金」を集める仕事をする人。製作総指揮は、文字どおり映画製作を全面的に指揮している場合もあれば、若い、あるいはキャリアの浅い監督の「後見人」として映画を盛り立て、現場には一切口出ししない場合もある。
④脚本クリス・マッケナ/エリック・ソマーズ:スパイダーマンらしさやキャラクターの成長について ⑤プロダクション・デザイナーダレン・ギルフォード:部屋や内装、家具のこだわりについて(鑑賞前に読むとこだわりが分かって面白い) ⑥小道具ラッセル・ボビット ⑦衣装デザイナーサーニャ・ヘイズ
特別版:仕様と内容は同じ/カバー付(カバーの裏ポスター)、めくった表紙が意匠性の高いデザイン、シールとミニポスター風の扉絵
定価:1,100円(税込)
※個人的にはカバー、表紙が素敵なので特別版をお薦めします
■地球に落ちてきた男
1977年版 A4/縦/カラーとモノクロ/16頁
発行:東宝
定価:250円
- 簡単なストーリー、監督紹介
- 解説がプロダクションノートやトリビア的内容を含む
2016年版 B5/縦左開き/カラー/32頁
発行:boid
デザイン:千原航
印刷:株式会社ケーコム
定価:800円(税込)