『アイム・ユア・マン 恋人はアンドロイド』感想(ネタバレなし)
久しぶりにPATUREVIEWに投稿しました。
1月14日から公開の『アイム・ユア・マン 恋人はアンドロイド』。本作については日本版ポスタービジュアルでの皺消しが物議を醸しましたが、たしかに中年の要素を抜いてしまうのは物語の大事な部分を取りこぼしてしまう本末転倒もいいところ。恋愛は若いひとたちだけのものではあるまいし。そしてまた、独りでは生きていけないのが人間の本質であるのなら、隣にいるのは無機有機は勿論、性別だって問われなくていいと思う。極甘のラブストーリーを期待すると裏切られるかもしれない、社会派作品。鹿に囲まれるダン・スティーヴンスに見惚れました。